1. コースタイム
2024年6月8日(土):晴れ時々曇り
御鍋神社前大駐車場 11:20 ― 左俣入渓 11:25 ― 1030m二俣出合 12:30― テン場13:30
6月9日(日)曇り
テン場 8:00 ― 奥の二俣 9:10 ― 最後の二俣 9:40 ー 源頭 10:15 ― 登山道 11:15(遡行終了)S.11:40 ― 小白森山 12:30 ― 小白森山駐車場 13:50(第二陣~15:30)― 二岐温泉S.16:15 ― 須賀川(夕飯)17:15 ~ 18:10 ― 宮城インタ 19:40
2. コース状況等
一日目
もしもしピット、7:30集合の遅めとした(入渓地点からテン場まで、約2時間との予想で)。約2時間30分で二岐温泉到着。入渓地点駐車場と尾根下山口駐車場に 車を一台づつデポしたため、入渓まで多少時間を要した。御鍋神社遊歩道を下ると、すぐに左俣となり、ナメの岩床がかなり続くが、水量は 少ない。水が多ければ、迫力のあるナメが見れたかもしれない。
フェルトが沢に馴染んできたころ、ゴーロ・倒木帯に入る。単調な歩きだが沢筋は開け、ブナ林のみどりが太陽光に照らされて眩しい。最初の二俣までは、1時間ほどであったが、あっという間であった。その後、小滝をいくつか越えテン場適地に到着。先を偵察したものの、他に無さそうだったので、時間的に少し早いが、メンバー一致で決定(結果的に最高のテン場となった)。
途中、この水量のなか、西田プロはいつものように、釣果をあげていた。テン場には予定より大分早く着き、夕飯まで時間がかなりあった。荻野君、岡安さんは釣りに出かけ、田辺君は田中師匠よりイワナ捌き極意の伝授を受けていた。焚火に関しては、マキが大量にあり、しかも乾燥木が多いので、翌朝まで余裕であった。大竹さんにも、率先してマキづくりをしていただいた。ありがとうございました。
夕食は坂本シェフの美味しいスープと油揚げ包み料理、ブロックベーコンあぶり焼きに舌鼓を打った。竹串イワナの美味しかったことは言うまでもない。ビール・岡安さんの梅酒・田中スペシャル等々をいただき、21時ころにはシュラフに入る。
二日目
テン場を出ると小滝が結構な頻度で現れるが、どれも容易で順調に超えられた。高曇りで日差しがなく、汗ばむでもなく、行動し易い。奥の二俣の右俣8m滝は直登できそうではあるが、中央部は水量があり、左岸岸壁は出だしが悪そうなので、右岸水流左のプチルンゼ状から乗越した。ザイルとも思ったが、荻野君が、お助け紐をセッティングしてくれて助かった。この沢で唯一、紐系を出した滝であった。この後は、水流が減っていくが、また所々にナメが現れ、癒された。本当に最終の二俣は、右俣は水が枯れ、左俣に行くしかなく、計画通りのコースとなる。その後、水が枯れ源頭到着。結果的に今回のハイライトとなった「藪漕ぎ」タイムに突入。とはいえ、鹿の食害かどうか不明であるが笹のパラパラ藪で、唯一傾斜で少々難儀したくらいであった。休憩も含め、1時間弱で登山道に出た。初めて見る裏那須を眺めたりした後、尾根道より下山開始。登り返しのある小白森山がとりわけ大きく見えた。下山口まで、一部、尾根の藪漕ぎも覚悟していたが、きれいに下草刈りがされており感謝。急なアップダウンはないが登りも下りも、景色は二岐山が少し見えたくらいで延々と同じ形状で疲れた。でも、土の上には、落ち葉とか草のクッションがあり歩きやすい。途中、大竹さんの腰の具合が悪くなり、車回しの時間等を考慮して、鍵持ちの岡安さんと伊藤、プラス荻野君で先行下山。残り4名は大竹さんと下山し、ほぼ予定通りの時刻に到着。二岐温泉はちょうど二岐山の山開きで、激混みであったが、念のため予約をしていた「かしわや」で入浴、その後、須賀川で夕食を取り、帰路についた。ご参加の皆様、大変お疲れ様、お世話様でした。運転頂いた岡安さんありがとうございました。また、往路の道中、コンビニ難民となってしまい申し訳ありませんでした。次回からは、コンビニも含めた計画を練りたいと思います。記 伊藤