山スキー用の板はゲレンデ用の板と大きく違う部分はほとんどありません。
先端には穴が空いていて、ロープをかけるなどして橇のように負傷者の搬送などに使うことができます。
また、テールにはスキーシールのクリップが外れにくいようにくぼみがあります。
山スキー用のビンディングはワンタッチでかかとの固定を外すことができます。
そして、かかとを固定している部分をさらに持ち上げると、急斜面の登りでも無理な体勢にならないようにクライミングサポートとして機能します。
兼用靴と呼ばれる山スキー用のブーツです。踵部分についているスイッチでワンタッチでWalkとskiのモード変換が可能です。
walkモードにすると足首部分が可動になり歩きやすくなります。そして、ソールにはブロックパターンがついています。
下の写真は登山用のプラスチックブーツをジルブレッタというビンディングに装着しているところです。
ジルブレッタは登山靴(全ての登山靴ではない)が装着できる唯一のビンディングと言われていましたが、2012年を以て生産中止となったそうです。